「白髪を抜くと、そこから何本も生えてくる」
子どもの頃に親からそう言われた記憶がある方、多いのではないでしょうか。白髪にまつわる話の中でも、これは特によく耳にする「常識」のひとつです。
ところが実際には、これは科学的に証明されていない話なんです。色々調べた所、白髪を抜いても白髪が増えることはありません。
では、なぜこんな話が広まったのでしょうか。そして、抜くことで本当に起きることは何なのか。今日はそのあたりをわかりやすくお伝えします。
「抜くと増える」はなぜ広まったのか
白髪は一度生え始めると、周りにも広がっていくように感じますよね。1本抜いたら次の月にはまた別の場所に白髪が…という経験をした方も多いと思います。
これが「抜いたから増えた」という印象につながりやすいのですが、実際には白髪が増えるのは加齢や体質の変化によるものです。白髪を抜いたことが原因ではありません。
人間の毛穴はそれぞれ独立しています。1つの毛穴から生える毛は基本的に1本だけ。抜いたからといって、その穴から複数本生えてくることはないんです。
白髪が増えるペースは人それぞれですが、30代後半〜40代にかけて加速しやすい傾向があります。これはメラニン色素を作る「メラノサイト」の働きが年齢とともに低下するためです。
では、抜くと実際に何が起きるの?
白髪を抜いても増えることはありませんが、だからといって「抜いても大丈夫」とは言えません。繰り返し抜き続けることで、別の問題が起きてくるからです。
毛根へのダメージが蓄積する
毛を抜くたびに毛根には小さなダメージが加わります。1〜2回では問題ありませんが、同じ毛穴を何度も何度も抜き続けると、毛根が少しずつ弱っていきます。最終的にはその毛穴から毛が生えにくくなることがあります。
白髪が増えて困っているのに、さらにそこから毛が生えなくなってしまうのは困りますよね。
頭皮への炎症リスク
毛を抜く際に頭皮を刺激すると、炎症を起こすこともあります。炎症が繰り返されると頭皮環境が乱れ、健康な髪が育ちにくくなります。白髪ケアと同時に、頭皮を健やかに保つことはとても大切です。
白髪は抜いても同じ色で生えてくる
抜いた白髪の毛根がすでに色素を作れない状態になっている場合、次に生えてくる毛も白髪です。抜くことで黒髪に戻ることはありません。
白髪との正しい付き合い方
白髪が気になる気持ちはよくわかります。でも抜くのは毛根にとって百害あって一利なし。では、どうするのが正解でしょうか。
短期的な対処なら「カット」
1〜2本どうしても気になるという場合は、抜かずにハサミで根元近くからカットするのがおすすめです。毛根へのダメージがなく、頭皮への負担もありません。
継続的なケアには白髪染めシャンプー
毎日のシャンプーで少しずつ白髪をカバーできる白髪染めシャンプーは、頭皮へのやさしさと手軽さを両立できるアイテムです。抜いて対処するよりも、髪と頭皮を傷めずに白髪と付き合っていける方法です。
頭皮環境を整えることが根本ケア
白髪の根本的な原因はメラノサイトの機能低下です。頭皮の血行を促進し、栄養をしっかり届けることが、白髪の進行を緩やかにするための基本的なアプローチです。
- 頭皮マッサージで血行を促進する
- タンパク質・亜鉛・ビオチンなど髪に必要な栄養を意識する
- 過度なストレスを避ける
- 睡眠をしっかりとる
まとめ
「白髪を抜くと増える」は科学的な根拠のない話です。ただし、繰り返し抜くことで毛根にダメージが蓄積し、将来的に毛が生えにくくなるリスクはあります。
白髪が気になったときは、抜くのではなくカットか白髪ケアアイテムで対処するのが髪と頭皮にとってベストな選択です。
白髪は誰にでも訪れる自然な変化です。うまく付き合いながら、髪も頭皮も健やかに保っていきましょう。
毎日のシャンプーで白髪をケアしたい方には、白髪染めシャンプーがおすすめです。頭皮にやさしい成分で作られたバランローズKUROクリームシャンプーは、においも少なく男女ともに使いやすい一本です。
