「白髪を染めた後、頭皮が赤く腫れてしまった」「猛烈なかゆみや汁が出てきて止まらない……」
もしそんな症状が出ているなら、それは多くの白髪染めに含まれる「ジアミン」によるアレルギー反応かもしれません。ジアミンアレルギーは一度発症すると、無理に使い続けることで症状が重篤化する恐れがある非常にデリケートな問題です。
今回は、荒れてしまった頭皮をどう鎮めるべきか、その応急処置とおすすめのケア用品、さらに「失敗しない皮膚科の選び方」についてまとめています。
頭皮が荒れたときにすぐやるべき「3つの応急処置」
「おかしいな」と感じたら、まずは以下の処置を行い、頭皮への刺激を最小限に抑えましょう。
- 1. ぬるま湯で優しく流す: 薬剤が残っている場合は、38度以下のぬるま湯で刺激を与えないように丁寧に流します。
- 2. 刺激を避ける: 爪を立てて洗うのは厳禁です。数日はシャンプーの使用を控えるか、ごく低刺激なものに切り替えます。
- 3. 徹底的に冷やす・保湿する: 熱感や腫れがある場合は、冷やしたタオルなどで鎮静させ、その後に低刺激なローションで保護します。
荒れた頭皮を鎮めるためのケア用品
過敏になった頭皮には、とにかく「余計なものが入っていない」ことが重要です。まずは手軽に手に入り、信頼性の高いアイテムから揃えていきましょう。
1位:キュレル 頭皮保湿ローション(120mL)
乾燥して敏感になった地肌のバリア機能を助けるセラミドケア。潤い成分が直接届き、不快なかゆみを素早く抑えます。ダイレクトタッチノズルを採用しているため、荒れた部分に手を触れすぎずに塗布できるのがメリットです。
2位:ミノン 全身シャンプー 泡タイプ(本体400mL)
液状よりも摩擦が少ない泡タイプがおすすめです。詰め替え用(380mL)と間違えないよう、まずはポンプが付属した「本体400mLボトル」から使い始めましょう。植物性アミノ酸系洗浄成分で、トラブルが起きている頭皮を包み込むように洗えます。
3位:持田ヘルスケア コラージュフルフル 泡石鹸 [ピンク](本体150mL)
炎症が起きている頭皮は、雑菌が繁殖しやすい状態です。肌に優しい低刺激性でありながら、菌の増殖を抑えて清潔に保つのに役立ちます。こちらも最初から泡で出るポンプ式の「150mLボトル」が使いやすくおすすめです。
セルフケアでダメなら「皮膚科」へ!失敗しない選び方のポイント
市販のケア用品を使っても症状が改善しない、あるいは顔の方まで腫れてきた場合は、早急に皮膚科を受診してください。最近は「美容皮膚科」も増えていますが、選ぶ際には以下のポイントを確認しましょう。
- 「一般皮膚科」の有無: 急性の炎症やアレルギー治療は「一般皮膚科(保険診療)」の領域です。まずはアレルギーや皮膚疾患を専門に診る医師がいるクリニックを探しましょう。
- パッチテストの対応: ジアミンアレルギーかどうかを確定させるには、炎症が落ち着いた後に「パッチテスト(検査)」が必要です。これに対応しているか事前に確認するとスムーズです。
- 美容皮膚科との使い分け: 激しい腫れや痒みは「一般皮膚科」へ。炎症が落ち着いた後の「地肌のダメージ回復」や、将来に向けた育毛の相談などには「美容皮膚科」の視点があるクリニックが向いています。
将来のために「染め方」の見直しを
ジアミンアレルギーが疑われる場合、今までの白髪染めは一旦卒業する必要があります。ですが、白髪ケアを諦める必要はありません。
ジアミンフリーのカラーシャンプーや、地肌に付けないヘアマニキュアなど、頭皮に負担をかけない方法はたくさんあります。まずは今の炎症をしっかり治し、健康な地肌を取り戻すことから始めましょう。